土井酒造場は1872年(明治５年)に創業し、２０２２年は創業１５０周年という大きな節目を迎えました。

創業１５０周年を祈念して、特別限定酒を発売する事となりました。

土井家の家紋である沢瀉(おもだか)をデザインした金押しの化粧箱の豪華なパッケージとなっています。

兵庫県の特A地区で栽培された最高品質の山田錦を自社でゆっくり時間を掛けて、粒が割れぬよう、摩擦熱で米の温度が上がらぬよう、細心の注意を払って丁寧に２５％まで磨い上げました。

酵母は当蔵から抽出された吟醸用静岡酵母「HD-1」を使用、米を溶かさぬよう低温でじっくりと仕込みました。

『開運　純米大吟醸・諸法無我』７２０ml　　

数量

２０２２年、土井酒造場は創業より１５０年を迎えました。

１８７２年、初代となる土井弥市氏が小貫(旧大東町・現掛川市)の里の発展を願い酒造蔵を開きました。

小貫の里は豊かな水源に恵まれず、必ずしも酒造りの好適地ではありませんでしたが、徳川・武田の攻防戦で名高い高天神の山麓より、人力で仕込み水を運び入れるなど、工夫を重ね酒造りに取り組んで参りました。

仕込み水は今でも変わらず高天神の水源地より、ステンレス製のタンクを積んだトラックが何度も往復し運び入れています。

商品詳細

静岡県掛川市(旧大東町)で明治５年創業し、

地元の発展を願って付けられた『開運』は、

静岡県を代表せる地酒です。

酒造米・・・山田錦(兵庫県産･特A地区)

精米歩合・・・麹米＆掛米ともに２５％

アルコール度数・・・・１５～１６度

日本酒度・・・－２

酸度・・・1.2

兵庫県産(特A地区)山田錦で造った純米大吟醸。

能登杜氏四天王の筆頭と称され、1968年から土井酒造場の杜氏を30年に亘って務めた故・波瀬正吉翁。

今でこそ杜氏の名を冠したお酒は珍しくありませんが、実はこの「開運　大吟醸・波瀬正吉」こそが、杜氏の名を冠した初めてのお酒だと言われています。

波瀬杜氏亡き後、長くその薫陶を受け技術を受け継いだ榛葉杜氏を中心に、若き蔵人たちが土井酒造場の酒造りの伝統を守っています。